〜副所長が釣りにはまるまで〜


*この間、「女性釣り師わんさか大作戦」を研究してみたけれど、私が実際に所長にどうやってのせられたか、その辺を論文発表したいと思います(笑)。もしかしたらそんなに参考にはならないかも知れないけど、もしかしたらかなり参考になるかも知れないし・・・。但し、知っている人は知っていると思うけど、私はちょっと変わっています;;; 読んだら、ぜひ感想を聞かせてね♪ また疑問・質問も受付中!!!

有無を言わさず・・・

そもそも所長は大学の4個上の先輩だけれども、歯学部は6年通うから、私が入学したときには5年生だったのね。5年生は病院実習が始まっているので、ドクター服(ドクターが着る、あの制服!? の事) を着ているんだけれども、未成年の1年生から見れば既に立派なドクターなのよね;;; 凄く「大人」って感じがしたよ♪
それで、ひょんな事から(詳細は省く(笑)) 私が3年の時に付き合うことになったのだけれど、所長はもう卒業して大学に残り、ドクターをしていたわけね。まぁ、つきあい始めが社会人と学生と言う事になる訳かな。
最初はデートらしいデート(写真はその頃のモノ、ナイトクルージングってやつ・・・。裏に「91年5月20日はぁと」って書いてあった、どひ〜、こっぱずかしい;;;) とかちょぼちょぼしていたんだけれど、私が田舎育ちでアウトドアにも興味がないわけでもないと知るやいなや、何も言わずにいきなり大きなチェーン店の某釣り道具屋に連れて行き、ライフやら磯ブーツやら装備一式を買ったところから、磯釣りとの出会いが始まったんだよね。その時の私はなんだか訳も分からず、勢いに圧倒されて!? ぽかんとしていたよ(笑)。だって正直言って、こんな装備をして釣りをするなんて思ってもいなかったもん。「みんなこんな格好で釣りしているの???」って感じ。あくまでも「興味がないわけではない」って言っただけなのに・・・。 それにしても、今考えると強引だよね;;; やっぱりまだ年下と言うか子供と思われていたのかな??? 

所長の作戦

でも、最初からビシビシ釣りに行った訳じゃなかったよ。毎週伊豆には行くものの、釣りは堤防から短い竿でボラなんか狙ってみちゃう、な〜んてお気楽レジャーフィッシングに近かった、、、磯釣りからは程遠いよね(笑)。
それでね、なんと言っても「遠出でキャンプ」ってのが、もの凄く楽しかったの。要するにキャンプと釣りセットで〜、みたいな感じ♪ 正直な話し、私はそう言ったある程度本格的なテントキャンプって、今までしたことがなかったから、なんだか楽しくて楽しくて。テントを張ったり炭火で火をおこしたりって、なんだろう、子供の頃のおままごと感覚に似ているような気がしない???
だって特にテントキャンプって言うのは、経験者が一緒でないとなかなか難しいし、後込みしちゃうでしょ。上手く行かなくて嫌な思いをしちゃう可能性も高いし、それもなんだかねぇ・・・。私のまわりには、そう言ったキャンプをする人はいなかったし、それに、うちは田舎過ぎてキャンプって発想自体なかったよ(笑)。その点、所長は東京っ子。学生時代から自然に憧れがあったようで!? なんだかんだやっていたらしい(よく知らないけど(笑)) だから、所長の思うつぼと言うか、一石二鳥と言うか!? そう言えば付き合う前にも「キャンプ行かない???」と誘われたことがあったような気がする;;;
それで、まあ、つまり釣りはキャンプの延長って事ね。昼間堤防に釣りに出かけて、キャンプ場でホッケを干して焼いてみたり、はたまたウグイをブリ大根風にしてみたりと、なかなかなかなか、むふふ、だったよ♪ それに、新潟県糸魚川近くのキャンプ場は、お水が冷たくておいしかったし、佐渡島でのキャンプは、人気の少ない静かな砂浜に寝転がって、何十年に一度と言う流星群を眺めたりと、釣り以外の思い出も一杯。
こんな感じで、徐々に所長の術中にまんまとハマって行った様な気がする;;; やっぱり、これも作戦の一つだったのかな???

「釣りのみの釣り」

少しづつ竿の扱いにも慣れ、釣りに行くことがあまり苦にならなくなった。そして気が付いたら「レジャーついでの釣り」から「釣りのみの釣り」になっていたよ;;;  長い休みでない限り、新潟方面などの遠出も少なくなり、週末はもっぱら伊豆へ通うように。(あれ!? 伊豆も遠出に入る???) それが当たり前の生活になった。あな、おそろしや・・・。
しかも出かけるときの格好も、もっぱらジャージ。もー、色気もお洒落もへったくれもナシ。釣りの帰りにいつもよる飲食店のオヤジは、私たちが地元(伊豆) の、体育教師だと思っていたらしい(笑)。そりゃ、そうだよね、毎週伊豆に東京から来るなんて普通思わないし、いつもぼさぼさの頭にジャージ姿なんだもん。
堤防では、レジャー用のイスを持っていって「よっこらしょ」と座りながら竿を出すの。堤防では偶然花火大会の日に当たって空いている堤防から花火を眺めたりとか、どうも竿やイスがびりびり感じるなぁと思っていて、片づけ終わった途端に雷雨にあったりとか、それなりに色んなハプニングがあったなぁ(笑)。当時最大のメジナ36cmを釣ったのも堤防での夜釣りだったっけ。暗かったから、釣り上げた後にライトを照らして魚を見てびっくり。

所長・副所長 「メジナだ!!! しかも、でかい!!!」・・・しばし固まる。
所長 「引いただろ」
副所長 「全然♪」
所長 「・・・」
だって本当に引かなかったんだってば!!!

倦怠期

レジャーから入って、お気楽に釣りをしていたんだけれど、しばらくして自分なりに色々考えながら釣りをするようになったの。そうなったら今度は、毎週釣りに行かなくちゃいけないような、強迫的観念を持つようになっちゃって。お気楽が無くなっちゃったのね。週末釣りに行くのは当たり前、暗黙の了解みたいな感じって言うのかな。しかも釣り方でケンカばっかり。だって「こっち流せ」とか「こっちの方が釣れてるよ」とかうるさいったら!!! 自分なりに考えながらやってんのにさっ!!! 釣らせてあげたいって気持ちはわかるけど、聞いたことだけ答えてよって感じ。それに「釣らせて『あげたい』」って何よ!!! 私って頑固者だから、言う事なんか聞きやしない(笑)。行く度にゲンナリしちゃってた、あの頃は釣りが嫌いだったなぁ。
ついに、ブチ切れ!? どーにもこーにも釣りをしたくなくなっちゃって、私だけちょっとの間、釣りをお休みすることにしたんだ。正直ホッとした、肩の荷がおりたって感じ??? でも悲しいかな、しばらくすると、所長の釣果が気になって「あぁ、釣りに行きたいな・・・。」って、思うようになっちゃって(笑)。そこで、以前よりも釣行回数を減らして、あんまりあれこれ言わないでって約束(!)までして、釣りを再開する事に。やっぱり、楽しく釣りをしたいじゃん♪
それからは回数を重ねるごとに、自分なりのスタイルが出来てきて、釣れても釣れなくても釣りそのものを楽しめるようになったよ。(「磯釣りスペシャル」の原稿より一部抜粋)
その後、更にのめり込むような事件が!!!

そして・・・

釣行回数を減らして、それなりに釣りを楽しんでいた私。その事件は、初めて中木に行ったときに起こった。
その日も、それぞれ釣り座を自分で決めて、釣りを始めたんだけど、あるポイントがもの凄く気になっちゃって。そこばかり攻めてた(笑)。所長はと言えば、爆釣モードでさんざん「こっち来てやったら?」「こっちまで流しなよ」といつもの調子なもんだから、私はちょっとげんなり・・・。←自分は釣れていないから余計にね;;; とりあえずは「うん、そのうちね」「もうちょっとやってみたらね」なんて、相づちだけうっておいて、黙々と自分の釣りをしていたよ。←頑固だし;;; いや、でもね、その日はなんだかそのポイントがもの凄く気になっていたんだもの♪
その磯は、猿がいるから弁当類を盗られないように気をつけなくちゃいけないんだけれど、猿が気になったのは最初だけ(笑)。後は、猿なんかモノともせず、ひたすら釣りをし続けた。いや、だから、もの凄くそのポイントが気になっていたんだってば!!! 
無言で釣りをする私を尻目に、相変わらず爆釣の所長。しか〜し、最後に逆転の一発!!! 私に、40cmオーバーの口太メジナが食ってきた♪ きゃ〜!!! やったね、初めての40cmオーバー。そして初めて所長に勝った優越感(笑)。今まで見たことのない魚の大きさ、そして魚の引きにビックリ。これで、まんまと釣りにハマっちゃったのでありました。
やっぱりね、釣っちゃうとね、ハマっちゃうよね〜♪ ・・・完

ずいぶん引っ張っちゃいましたが、大したオチじゃなくてすみません(笑)。まぁ、こんな感じで、私は釣りにハマっちゃったのです。こんなんでも、参考になれば幸いです・・・。ならないか;;; 
やっぱり、最終的にはお魚の引きを味わう事がポイントだと思うのよね〜、、、どうでしょう???