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嬉しい外道に脱力(71cm、5kgのマダイ)

1999年1月4日

場所:大分県鶴見崎(沖磯)
天気:晴れ 強風 凪
用語説明:ホゴ(カサゴ)、クロ(メジナ)、マルハゲ(カワハギ)、バリ(アイゴ)

 本日は、待ちに待った鶴見崎の沖磯だ。義弟と二人で、つっちゃん研究員との 待ち合わせ場所に向かう。そして、我々3人は、鶴見崎を目指した。
渡船基地 に到着し、つっちゃん研究員の親父さんと、その仲間の方々と合流した。そし て、AM3:00に出船したが、辺りは暗い。暗い海上を突っ走って行く渡船 にまたしても酔ってしまった。
「き、気持ちわりぃ〜よぉ;」と、つっちゃん 研究員に盛んに話し掛ける。喋っていないと吐きそうなのだ。そして、乗船前 に食ったお菓子が....こ、こ、込み上げて来た。うっ!ど、どうしよう。 しかし、そこは根性でなんとか飲み込んだ。(御食事中の方、すんません。) もうこうなったら何処でもいいから早く磯に降りたくなる。
そんなこんなで、 出船から約30分、磯に到着した。危なかった。^^; 磯はというと、なん かでっかい磯(名前聞くの忘れた。^^;)である。辺りはまだ暗いが、気持 ちが焦る。
私は我慢出来ずにウキにケミボタルをセットし、釣り始める。が、 なぁーんも食わん。そのうち、私の場所は、ド本流の当潮となってしまった。
そこで、角っこに移動し、このド本流を攻める。150m巻いてあった5号の 道糸があっと言う間に無くなってしまう。仕掛けを回収すると、潮の方向とは 別の90度反れた方向から上がってくる。な、なしか?(通訳:なんでか?) しかも、付餌は残ってくる。満月とはいえ、辺りは暗いし、もう訳が解らん。 それに、このド本流を攻めるには、コマセがいくらあっても足りないと判断。 ここで、休憩に入り1時間程の仮眠を取った。
その後、辺りがだんだんと明る くなり、仕掛けを作り始める。今度は、先程の太仕掛けをやめ、だいたい伊豆 半島の標準(竿1.2号、道糸2.5号、ハリス2.5号)を選択した。適当 な場所を探し戦闘開始。つっちゃん研究員も私の左前方に来た。
まずは、足元 にコマセを撒く。仕掛けを目の前に振り込む。むっ、潮は左に通っているが、 当潮ぎみだ。つっちゃん研究員の足元に張り出した根に、直ぐに根掛かってし まう。すかさず、つっちゃん研究員の左に移動する。
しばらくなぁーんも食わ ん時間が続くが、つっちゃん研究員は外道ながら、カンダイ、ホゴと魚を掛け ている。羨ましい。私の左はちょっとしたワンドになっており、そのワンドの 底はハエ根になっている。その向こうのちょっと出っ張った所は義弟が居る。 当潮ぎみに左に流れる潮では、根掛かりスレスレで流れて行き、義弟の足元の 手前で根掛かりする。
厄介だ。しかし、根掛かりにもめげず頑張っていると、 ウキがスッと無くなった。軽く張ると、竿に来た。よっしゃ!結構いい型の様 だが、何か違う。バリかサンノジみたいに竿をコツクのだ。ハエ根スレスレで 掛けているにも関わらず、「外道にゃ糸は出さーーん!!」「うるあぁ!!」 とばかりに強引に溜める。
本命もばっちり!(45cm、1.5kgのメジナ)
そして、浮いて来たのは、な、なんと、クロではな いか。しかもデカイ! 急にやり取りが丁寧になる。^^; タモ入れも一発 で仕留めた。こいつは、45cm、1.5kgの立派なクロだ。クロを持って デジカメでパチリ。「よっしゃーー!!!!」。
よし、次ぎは50オーバーだ とばかりに気合いが入る。しかし、ハリスが、もう2.5号のハリスが無い。 磯バッグに戻り、探してみるが無い。3号も無い。なしか?まあ、こうなった ら2号で取っちゃる。そして、先程と同じポイントでアタリがあり合わせる。 今度もいい型みたいであるが、やっぱりおかしい。竿をコツク。今度は間違い なくバリだ。竿がビリビリである。糸を出さずに強引に浮かせてみると、やっ ぱりバリだ。しかも、40オーバー。タモ入れ寸前でハリがはずれ、なんとな くホッとした。
その後、つっちゃん研究員は場所を移動。私も義弟と場所を交 代した。相変わらず当潮に苦戦するが、30オーバーのホゴを釣った。お土産 にしては最高だ。そして、潮が緩くなりサラシが延びるようになって来た。そ こで、ドッカーン! オープンベールで糸を出す。なんとか止まったが、もの すごい引きだ。やばい、ハリスが2号だ。しかも、根だらけ。しかし、ここは 男らしく勝負したろうじゃねえか、「ゆるさーーーん!」と雄叫びを上げる。
とにかく、溜めて溜めて溜めまくる。伸されそうになったらレバーで糸を出す が、溜めきれる以上は溜めまくる。魚が走ると私も移動する。重たいー!何物 だ、こんがっきゃー!(通訳:このやろうー!) そして、水中で赤い物体が キラッと見えた。マダイだ。しかも、力一杯でかい!どんどんと突っ込んで行 き、なかなか浮いて来ない。「たいがいにせんか、こん、バカタレがー!!」 「手がだるかろうが、こらぁ!」などと叫びながらやり取りをする。
10分以 上やり取りしたであろうか。やつはとうとう観念した。しかし、場所が悪い。 タモ入れが困難だ。義弟にタモ入れをさせるが、なかなか入らない。やっとの 思いでタモに収まったのだが、「持ち上ぐんなーー!」と叫んだ瞬間に、彼は タモを持ち上げてしまい。「バキッ、バキッ」と音を立てて2個所折れてしま った。あーあ、もう(T0T)。しかし、マダイは無事だ。
つっちゃん研究員 に見せに行く。なんと、こいつは、71cm、5.0kgの立派なマダイだ。 嬉しい。力一杯嬉しい! が、狙って釣ったわけではない。こいつは外道だ。 でも嬉しい(^0^)。
しばらく休憩の後、再び釣り始める。先程の潮はもう 変わり、ド本流が右斜めから押し付けて来る。こうなったら、足元で馴染んだ 瞬間に食わすしかない。5Bのウキに1号の重りで、右斜め前方に大遠投し、 足元で馴染ます。なかなか上手く行かないが、根気よく続けるとウキにアタリ が出た。30オーバーのマルハゲだ。こいつも最高のお土産だ。そして、次の アタリは、ドッカーン! 仕掛けの突っ込みが速いため道糸を巻き取りながら のアタリであった。ベールを開けていないため、レバーで糸を出す。しかし、 魚のスピードが速く、「ブーン」と音を立ててリールが逆回転する。恐ろしく て、ベールに手が掛けられないためオープンに出来ない。しょうがないので、 レバーをほんのちょっと握った瞬間、あっけなく切れてしまった。呆然として 立ち尽くす。
それからは、同じ方法で43cmのイサキを取ったが、勢いの増 す当潮のド本流になすすべ無し。そして、納竿。

本日の釣果:クロ−45cm、1.5kg、マダイ−71cm、5.0kg、 ホゴ−30オーバー、マルハゲ−30オーバー、イサキー43cm

今日は当潮に苦戦したが、これだけの釣果。よしとしよう。 「よっしゃーーーーー!!!」「全泣き脱出じゃーーーー!!!」