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1998年3月4日

引かれ潮
このところいい釣果が上げられず退屈な記事ばかりで申し訳ありません。
実は今日も釣れなかったので最初にお断りしておきます。
今回はかなり大きな磯の左に丹羽さん、右に私、また更に右側にも仲間とゆう感じで渡礁した。 一つの大きな磯ではあるが、それぞれの釣り座には歩いて移動することは不可能である。
私の釣り座は少し引っ込んだワンドの中で、先端から左の方に丹羽さんが見える。 右側は磯が大きく張り出しているので、右側の仲間の状況はわからない。
私と丹羽さんの間にもう一カ所釣り座があり、そこには知らない釣り人が入っていた。
わかりやすく図説すると、 左のイラストのAに丹羽さん、BとDに知らない釣り人、Cに私、ここには入りきらないずうっと 右に仲間のN氏という感じである。 
潮は終始ゆるく右から左に流れており、左側の割れ目からいいサラシが出ている。 このサラシに乗せ仕掛けを沖目に流したり、サラシの際、磯際、割れ目の中を2ヒロから竿3本程度まで 探ってみたが結局木っ端2枚、ベラ、アイゴに終わってしまった。

そんな私を横目に丹羽さんの竿が曲がるシーンが何回もあった。 1枚は5〜60メートル離れたここから見てもタモの中の魚がかなりの大きさなのがわかった。
魚を食わせるテクニックの差もあるだろうが、どうしても納得がいかないことが一つあった。 それは丹羽さんがこっちを向いて竿を出していることである。潮が左なら当然向こうを向いて 釣りをするはずである。当て潮を利用して際でも探っているのだろうか。
そのへんのところを釣りを終えてから聞いてみると、なんと潮はほとんど常時右に行っていたという。 右側に入った連中に聞いても右だったという。
なるほど釣れない訳である。左から出ている大きなサラシによって引かれ潮になっていたようなのだ。 この引かれ潮がどこかで本流に交わる地点で魚が食うはずであるが、B地点の釣り人に遠慮して Bより左には流していなかったのだ。 図で表すとこうゆう感じになっていたのだろう。
しかしこれはあくまでも、終わってから 皆の意見を聞いて想像出来ることで現場では気づかなかったことである。図で表すと大きさが わかりにくいが、実際にはA〜C間は5〜60メートルもあり正面も30メートル程先に投げ込んでも 仕掛けは左に流れていたのだ。

今回の教訓として「大きな視野で潮の流れを つかむこと」を忘れないようにしたいと思う。
丹羽さんの釣果:49センチ1.9キロ 42センチ1.2キロ その他キロクラス2枚
N氏の釣果:45センチ1.5キロ2枚 43センチ1。3キロ その他キロクラス1枚