ターサン 研究員 からの投稿

2004年1月31日
場所:南伊豆 妻良
天気:晴れ ナライ
海況:前日のウネリ残りサラシ大、緩い上り潮
釣果:クチブト40.5cm、25〜32cm6匹

 予報が久しぶりに良さそうなので今週は妻良に決定。サバルさんでエサを作っていると所長が到着。早速挨拶を交わして入る磯を伺うと石廊崎とのこと。こちらは妻良に向かうことをお話してお互いの健闘を祈り一路港へ。
今日は凪が予想されたのでオキアミ6kにダイワブルーアイ1、増量に4倍こませグレを半分いれた。本来は磯を見てコマセを決めるほうが間違いないのだが経験と勘で決め打ちをした、あてにならないけど。今回も4人グループである。
港に着くと船長から「今日はウネリが高いので気を付けて欲しい」とアドバイス。結局4人はフコウにあがる事になった。磯はサラシで真っ白だ。磯釣りは危険が伴う。
ここで最近あるお笑いコンビが本を出して有名になったハインリッヒの法則から磯釣りの危険回避を考えて見た。ハインリッヒの法則とは製造部門で起こる重大事故を統計的に分析した事故防止に役立つ法則だが要約すると、一つの重傷、死亡につながる事故はその前触れに29回の軽傷事故、300回の無傷事故、無数のヒヤリ、ハット場面が起きている。1:29:300:無数となる。理論はうろ覚えなのでお叱りを受けるかも知れないからこの位にします。
なぜこんなことを書いたのかといえば今回大ウネリの磯で久しぶりに怖さを思い出し緊張感を味わったからです。例えばバッカンをさらわれる。これは300回に入る無傷事故(ダメージはデカイが)。シブキをまともに浴びたり足元を波で洗われることも同じです。波に後ろを向けて仕掛を作っていると突然ヨタ波に襲われることもあります。くれぐれも注意。油断はいけません。
長くなりましたが釣り座のフコウの沖向き足場の高いところは大サラシ。時々しぶきが5Mの高さに上がります。波の様子を見ながらコマセを打つ。仕掛けは丹羽ウキLL3Bに3段シズでウキの浮力を残してタナ竿一本でスタート。コマセは水際に打ち沖への拡散を抑えた。一時間位は当りがなくエサも残る。
仕掛けが浮いてるのではと考えてガンダマを追加。50M沖目のヨレでウキが潜り込む場所を発見。ようやく当りを捉えて30cm級が連続であがる。
その後ややウネリが落ち仕掛けのナジミが良くなった。隣りの釣友も25〜32cmを連発。エサトリも少なく当ればメジナ状態。
そのうちエサが残りだしたのでタナを竿1.5本に落としヨレに入ったウキが見えなくなって竿先を少し張って待っているといきなり持ち込んだ。軽く合わせて足場を移動しながら様子をみると、敵は全く動かない。根に入ったかなと竿を少し絞るが擦れる感覚はない。つまりデカイ奴が食ったらしい。
ゆっくり竿を起こす。まるでスローモーションのように竿先が引き込まれる。今日のロッドはVジョイントの制覇なのでクッションが利いて魚は怒らないが・・。「チョット品物がでか過ぎる」と弱音を吐いたらまた底にへばりついたようで竿のテンションを少し緩めて待つ。
糸が動いたのでここが勝負と竿を起こす。その時そいつは一瞬に竿をのしてハリスをぶった切っていった。2号ハリスが道糸との結節からとんだ。何だったのだろう。イシダイ?モロコ?夢はまたの機会に持ち越し。ハリスを2.5号に上げる。
サラシの抵抗をかわしてナジミを早くしようとウキも管付き円錐2Bに変更。キザクラ製スルスルホルダー(名前忘れた)を使い、ハリスにBを打った全層スルスルに変えた。
ウキがヨレでナジみ更に糸の抵抗で沈んでいく。竿先をゆっくり引き戻しまた糸を出して緩める。何回か繰り返すと穂先が当りを捉えた。重いが速さはない。怒らせないようにクレーン巻き(竿の角度を一定にしてリールだけで巻く)して距離をつめる。手元で2回程抵抗の後、口太が浮いた。40cmはありそうだ。タモも決まり無事取りこむ。今期初の40オーバー。磯で測ると41cm、後で測ると40.5cmを気持ち越えた長さ。サバルさんのHPでは41と申告したが40.5cmに訂正します(四捨五入は駄目ですネ、当然)。
時合いで隣りの釣友O氏も頻繁に竿を曲げて30〜37cmを順調に上げる。つい一ヶ月前まで若葉マークの初心者と思えない進歩だ。私も30cmオーバーを追加して終了。
ところでハインリッヒの法則だが(シツコイですが)一匹のメジナが掛かるのに29匹の食い気のあるメジナと300匹のやる気のないメジナがいると誰か証明してくれないかな。え?自分でやれって。すつれいしました。

データ:ロッド・T制覇1.2-53、リール・Z2500LBC、道糸・アストロンプロ山元1.75号、ハリス・2.5号、ハリ・ヒネクレメジナ5号ストレート